こんにちは
カウンセリングサービスのなかやしのぶです。
息子は、国語が得意科目です。
総合偏差値は、国語が引っ張り上げてくれているんです。
他の科目、特に理科数学との得点差は、もう笑ってしまうほどなんですよね。
いつだったか、私が「国語が得意なんだね」って言うと、
息子は「国語って日本語じゃん!」って言いました。
日本人なんだから、日本語が簡単なのは当たり前だと言いたかったみたいです。
そんな息子、言語学に興味があると何年か前から言っています。
中国語の、伝統的な文字の形がかっこいいと言って、
「将来、中国語じゃなくても、何かの語学で翻訳とか、語学に関わる仕事がしたい」
と、私に教えてくれたことがありました。
ちょっとしたメモを、正しいのかどうかわからない中国語で書いていたりします。
それを見て、私も夫も、「なぜ?どうして中国語?」って疑問に思っていました。
今でも、思春期の息子に聞いても、はっきりとした答えがあるわけではありません。
私は、お気に入りのSP作家が中国人だからなんじゃないかと思っていました。
きっと、読書の影響だわくらいにしか、思っていませんでした。
ただ、できるだけ応援してあげたいなって思っていました。
*
先日、母校のセミナーに参加した時のことです。
私は、息子が言語学を学びたい理由に、ちょっとした気づきを貰いました。
それは、私をふわっと嬉しい気分にしてくれたんですね。
セミナーに一緒に参加していた中村きよのカウンセラーが、
「手話通訳の資格を取るために勉強する!」って堂々と話してくれました。
その理由は、とても素敵で感動して、私は是非ブログにさせてってお願いしました。
きよのちゃん(中村きよのカウンセラー)は、
すぐ「どうぞ使ってくださいね」って言ってくれました。
きよのちゃんのお父さんは、耳が不自由です。
きよのちゃんが10代のころ、まだ高校生くらいのころに、
お父さんは、きよのちゃんに手話を覚えるように言いました。
でも、当時のきよのちゃんは、それを受け入れませんでした。
嫌だったんです、やりたくなかったんです。
親の都合だ、勝手だと思ったし、学校の勉強だって覚えるのが大変なのに、
手話まで覚えられるわけないと思ったんです。
私は、10代のきよのちゃんの気持ち、わかるような気がしました。
耳が不自由なお父さんを、それまでだってたくさん助けてきたんじゃないかなって、
やさしさを、いっぱいあげてきたんじゃないかなって思ったんですよね。
それなのに、もっとってせがまれている気がしたのかなって思ったし、
自分のために時間もエネルギーも使いたいって思うだろうし、
親から離れたい年ごろだよねって思ったんですね。
それに、人にやりなさいって言われてやる勉強ほど、
苦痛なものってないよなって思いました。
それから、月日がたって、時間が流れて、きよのちゃんも、お父さんも年を重ねて・・・
きよのちゃんは、お父さんが手話を覚えて欲しかった理由は、
「お父さんは、娘と、もっとコミュニケーションをとりたかったんだ!」と、
気づいたんだって話してくれました。
だから、
「時間かかるかもしれないけど、今から手話の勉強するんだ」って、
目をキラキラさせて話してくれたんです。
きよのちゃんのお父さんの、コミュニケーションを通して、
「娘の声をもっと聞きたい」
「娘の考えていること知ってあげたい」
「もっともっと娘を愛してあげたい」という親心、今の私にはとても響きます。
耳が不自由であってもなくても、
親離れしていく子どもとの関係に、悩み迷う気持ち、
愛したい気持ち一緒だなって思いました。
そして、
「そうだ!私も夫も、息子をもっともっと愛したいんだよね」って思いました。
それから、息子が言語学を学びたいのも、
まだ本人が意識していなくても、気づいていなくても、
「言葉を使って、たくさんの人と繋がりたい」
という思いがあるからかもしれないなと思えて、嬉しくなりました。
きよのちゃんと、
きよのちゃんのお父さんの運んできてくれた、この素晴らしい気づきと嬉しい気持ちを、
みなさんとも、分かち合いたいなと思いブログにさせてもらいました。
きよのちゃん、本当に本当にありがとう!
自分と誰かを愛で繋ぐためのもの
コミュニケーションは、
お互いの気持ちや考えを伝え合い、分かり合うためのものです。
どうしたら嬉しいのか、どうしたら楽しいのか、
どうしたら悲しいのか、どうしたら腹が立つのか・・・
そんなことを伝え合って、愛し合うことが目的なのです。
コミュニケーションは、自分と誰かを愛で繋ぐためのものなのです。
*
あなたが、コミュニケーションを大切にできますように。
あなたが、誰かと愛で繋がりますように。
最後まで読んでくださりありがとうございました。

