こんにちは
カウンセリングサービスのなかやしのぶです。
先日、恋愛心理学講座「愛を育むコミュニケーション」を担当しました。
講座では恋愛をテーマにお話ししましたが、このブログでは夫婦や家族、職場など、人間関係全般にも役立つ内容としてお届けします。
「大切な人とうまく分かり合えない」と感じている方は、ぜひ最後まで読んでみてください。
コミュニケーション不足が、恋愛を苦しくする理由
カウンセリングでは、恋愛関係、夫婦関係がうまくいかない、というご相談はとても多いです。
そのほとんど、ほぼみんな共通しているのは、2人のコミュニケーション不足です。
ここで言うコミュニケーション不足というのは、話している回数や時間の長さ、会話の多さということではありません。
お互いの本当の気持ちを、お互いが理解するまで、きちんと伝え合えていないということです。
自分の、本当の気持ちが伝わっていないから、相手の、本当の気持ちがわからないから、問題が起きるんです。
カウンセリングでは、
「彼や、彼女の、あの言動は、どんな意味なんでしょうか?」
「これを伝えたら、嫌われちゃいませんか?」
「どんなやり方で、どう伝えたらいいんですか?」
というような、コミュニケーションに悩んでいると言っていい、こんな質問はとても多いです。
それくらい私たちは、大好きな人に、思いを伝えることの難しさに悩みます。
ある意味、そうやって悩むのが恋愛、好きである証拠です。
そんな風に悩みながら、その壁を越えていくことこそ、恋愛の醍醐味と言ってもいいのかもしれませんが、実際に悩んでいる渦中は、そんな風に思う余裕は持ちづらいですから、かなり、不安だし、悲観的になってしまうものです。
だけど、そんな風に、悩んで悩んで悩んだ末に、本当に伝えたいことを、伝えられないままに、本当に聞きたいことを、聞けないままに、
結局は、コミュニケーションがうまくいかないまま、本当のことがわからないままに大好き同士の2人に悲しい結末がやってくるのだとしたら・・・後悔や未練が残残ると思いませんか?
「察してほしい」がすれ違いを生む理由
私たちは、赤ちゃんのころから、親や、周りの人と、いろんな形で、コミュニケーションを交わしてきました。色んな人の、色んなやり方を見て、触れて、学んできました。
それは、いいコミュニケーションも、悪いコミュニケーションもどちらもです。
そして、気遣いができること、察っして空気を読むことがよしとされている日本の文化の中で生きてきた私たちというのは、良かれと思って言わない、黙っておく、良かれと思って相手に聞かずに行動する、
逆に、嫌だと思うから黙っておく、黙っておくことで相手にわかってもらおうとする、それが上手にできているかは別として、案外、無意識的にやっていたりします。というより、物凄く自然にやっているものです。
私たちは、相手と仲良くなればなるほど、相手を知れば知るほど、相手を知った分、自分を知ってもらった分、「きっと相手はこうだろう」「わかってくれているだろう」と判断してしまいがちですし、特に恋愛では、そんな関係を求めてしまうものです。
だけど実際には、別々の人間同士では、「これでいいんだよね」が違うこと、「わかってくれているよね」がわかっていないことはよく起こります。
本来は、そこで違うと言えればいいですが、相手に嫌われたら、相手を傷つけたらと思うとなかなか言えないことも少なくないです。
いつもしている「きっと、あぁだから、こうだから、そう決めつけたんだな」と、これまた勝手に察し解釈して、本当の気持ちをコミュニケーションせず、すれ違い、溝を大きくしてしまうのです。
「分かり合いたい」という気持ちが二人をつなぐ
コミュニケーションとは、お互いの、考えや感情、価値観、持っている情報を伝える行動、行為のことです。
言葉だけではなく、ジェスチャーとか表情、視線、声の大きさ、手を握ったり、肩を叩いたり、抱きしめたりというような触れ合うこと、様々なやり方があります。
また、コミュニケーションの語源はラテン語で、「同じものを持つ、あるいは共通したもの」という意味があるんだそうです。
私たちの心は、大好きな人と、気持ちを、分かち合うことができると、同じ感情で、繋がることができると、2人で1つになれると、とっても安心するし、しあわせを感じたりします。
そんな分かち合いには、コミュニケーションは、欠かせないもので、分かち合うためにコミュニケーションがあるわけです。
結婚式のスピーチで聞くように、喜びは2倍、悲しみは半分、昔々から、愛し合う2人は、分かち合うことで、愛を育むものです。
いいことだけじゃなくて、ケンカにしても、生きていくための苦労や、危機であっても、2人共通のことは、分かち合うことができれば、全部、絆になります。
コミュニケーションは、いいことも、悪いことも、「わかってよ」「わかりたいよ」を交換し合う行為ですから、「あなたと分かり合いたいよ」という思いを、通わせ合うことで愛を育むものです。
だから、分かり合うまで、何度でも何度でも、何度でも、コミュニケーションすればいいんです。
お互いの心には、「あなたと分かり合いたい」そういう思いがあるんだっていうことを意識すること、まずはその思いを、忘れずに、大切にすることを心掛けましょう。
「こんな風に察したんだけど違った?」と、シンプルに聞いてみるくらいでいいんです。
こういう時も、「あなたと分かり合いたいよ」の気持ちを前面に出しちゃう、言葉にしちゃうくらいでいいんですよね。
恋愛は、正しく伝えることよりも、「あなたと分かり合いたい」という気持ちを伝え続けることが、二人の関係を育ててくれるのだと思います。
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