こんにちは
カウンセリングサービスのなかやしのぶです。
お月様が好きで我が家には月の出てくる絵本が何冊かあります。
もう子どもたちも大きくなったので、絵本を一緒に読むということはなくなりましたが、月が出てくる物語は、とても意味深いものが多くて、大人の私も色んな気づきを貰ったものです。
絵本から得たそんな気づきを、夫と分かち合ったり、夫から意味を紐解いてもらうこともあったりしたので、お月様が出てくる絵本を大切に思っています。
私は、子どもたちが小さなころ、よくお話を作っていました。
今回は、お月様のお話を、幼稚園だったころの息子の絵を添えて、お伝えしますね。
おつきさまとおんなのこ
ずっとむかしから おつきさまは どうぶつを ながめています。
おつきさまは とくに かしこいにんげんの こどもを ながめるのが すきでした。
にっぽんの よるには にっぽんに くらす こどもたちを。
ヨーロッパの よるには ヨーロッパに くらす こどもたちを。
とにかく よるに なると みんなの ことを しずかに みまもっているのです。

あるひ おんなのこが ついついたのしくて くらくなるまで こうえんで あそんでいました。
おかあさんに かえるように いわれた じかんを だいぶ すぎていました。
おんなのこは くらくなった みちを いそいで はしりましたが ひっこしてきたばかりで みちが よくわからず まよってしまいました。
おんなのこの おかあさんも とてもしんぱいで うちで まっていることが できませんでした。
おかあさんは こうえんまでの みちを まちがいなく すすみますが みちに まよった おんなのこと あえるはずがありませんでした。
おつきさまは おんなのこと おかあさんを ハラハラして みていました。
ふたりに こえを かけてあげたかったけれど おつきさまの こえは にんげんには とどきません。

おんなのこは だれかに みられているきがして よぞらを みあげました。
おつきさまが みえました。
おんなのこは しばらく おつきさまを ながめて おもいました。
「つきの ひかりを たよりに ゆっくりあるこう」
つきあかりのなか まわりを みながら ゆっくりあるいていくと いつもとおる しっているみちにでました。
むこうから おんなのこの なまえを よびながらあるく おかあさんが みえました。
おつきさまは こころから ほっとしました。
おんなのこは もういちど そらを みあげて
「おつきさま みていてくれて ありがとう」
ちいさなんこえで つぶやきました。

ときどき ひるまに みえる しろいおつきさまは ふだんは はなれてくらしている おともだちの おひさまに あいにきているのだそうです。
だから しろいおつきさまの みえるひは とてもそらが きれいでしょう?
おつきさまと おひさまの うれしいきもちが キラキラしているから にんげんには そらが きれいにみえるのです。
おつきさまは やわらかくて やさしいひかりで これからも みんなを てらしてくれます。
おしまい。

あなたの心が、やわらくやさしい光に守られますように。
あなたが、やさしくあれますように。
最後まで読んでくださりありがとうございました。


