こんにちは
カウンセリングサービスのなかやしのぶです。
娘の通っていた小学校では、帰りの会で、「今日のきらり(と輝いた人)」を、日直が発表していたんだそうです。
子どもたちの間では、「みんな」というのが、お決まりになっていたらしいんですが、
「落ちていたごみを拾った○○さん」とか「テストで満点をとった△△さん」とか、
その日、日直が見つけた素敵な人を、クラス全員にお知らせすることになっていたんだそうです。
いつだったか、娘が「今日のきらり」に選ばれた日があって、恥ずかしかったと言っていたことがありました。
その出来事が私が、「今日のきらり」というのを知ることになったきっかけでした。
私は、その「きらり」って、言葉も意味も気に入って、それから娘との会話で、時々「きらり」を使っています。
親バカですが、私の娘は、とてもやさしい子なんです。
私は、娘のやさしいエピソードを、時々聞かせてもらうのが楽しみで、「やさしいエピソードない?」って聞いたりしています。
そして、この間も、こんな話を聞かせてもらいました。
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学校の休み時間で、1人でボール遊びしていた女の子に、娘は気づきました。
娘は、1人で遊んでいた、その女の子のこと、「さみしそう」って思ったんだそうです。
だから、娘は、その女の子に声を掛けました。
お友だちと5人で遊んでいた娘は、その子も交えてみんなでボールで遊んだというんですね。
娘は、その話を、私に聞かせてくれて、「やさしいでしょ」って笑っていました。
そして、「その女の子、いつもはみんなで遊んでいるから大丈夫だよ」とも教えてくれました。
その後、娘は、「もう1つ、やさしいエピソードあるよ」って言いました。
もちろん私は、「聞きたい」って答えると、こんな話をしてくれました。
お友だちと遊んでいた時、おじいさんが、荷物をたくさんのせた自転車を止めるのに苦戦しているのを見つけて、助けてあげたんだというんです。
娘は、おじいさんと一緒に自転車を止めてあげて、お友だちは、おじいさんの荷物を持ってあげたんだそうです。
やっぱり娘は、「やさしいでしょ」と言って、笑っていました。
私は、「ボール遊びした友だちみんなも、やさしいね」「荷物持ってあげたお友だちも、やさしいね」と言いました。
「女の子、あなたを、今日のきらりって思ったかもしれないね」「おじいさんのきらりだったね」と言いました。
娘は、恥ずかしそうに笑っていました。
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娘にとっては、友だちと遊ぶこと、おじいさんを助けることなんて何でもないことで、誰かに話して聞かせるようなことじゃないんだと思います。
でも、私を喜ばせるために、やさしいエピソードとして、時々聞かせてくれるんです。
「その女の子、いつもはみんなで遊んでいるから大丈夫だよ」と言ったのも、女の子が本当にさみしさを感じて過ごしていないかを、私が気にしているだろうと思ったからです。
友だちがおじいさんの荷物を持ってあげたというのを教えてくれたのも、友だちが何もしていなくて自分を責めるようなことがあったらと、私が気にしているだろうと思ったかなんです。
みんなが大丈夫だからね、みんなハッピーだよって、私を安心させてくれるのも、娘のやさしさなんです。
それと娘は、おじいさんを助けたという話を、「パパに言わないで」と、私に言いました。
「知らない人に声を掛けたこと、助けたこと、パパは心配して、怒っちゃうかもしれないから」と、娘を守りたいと思う父親のことも気にしていました。
心配を掛けないように言わないというのが、いい事か悪い事かの判断は難しいし、ケースバイケースだと思うけれど、娘の考えるやさしさの1つなんだなと、私は思いました。
色んな人の、色んな思いを捉えて、自分の意思で、親切を差し出せる行動力を身に着けている娘を、改めてかっこいいなって思いました。
そんなかっこよさを身に着けたのも、娘が、これまで人のやさしさを真っ直ぐに受け止めてきたからだと思います。
そう思うと、母親として、娘に関わってくれた人たちに感謝の気持ちが沸いてきました。
娘のやさしさも、娘に関わってくれた人たちのやさしさも、きらりと輝いたように感じました。
貰ったものは、お返ししたくなる
私たちの心は、貰ったものをお返ししたくなる働きがあります。
嬉しい気持ちをもらったら、嬉しい気持ちをお返ししたくなるし、腹立たしい気持ちをもらったら、腹立たしい気持ちをお返ししたくなるのです。
そんな心の働きは、好きな人に好意をあげれば、好きな人から好意をもらえるという恋愛、人間関係のテクニックにもなります。
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あなた向けられたやさしさを、受け取れますように。
あなたのやさしさが、きらりと光り輝きますように。
最後まで読んでくださりありがとうございました。

