こんにちは
カウンセリングサービスのなかやしのぶです。
先日、神戸メンタルサービスの恋愛心理学講座で、「パートナーとのケンカ」をテーマにお話ししました。
「またケンカしてしまった」「このまま別れてしまうかもしれない」と、パートナーとのケンカに悩む方は少なくありません。
できることならケンカなんてしたくないものですが、心理学では、ケンカは関係を壊すだけでなく、お互いを深く知り、より親密な関係を築くきっかけになることもあると考えます。
今回は、そんな「ケンカの心理学」について、講座の内容をもとに数回に分けてお伝えしていきます。
正しさで勝つ
パートナーとのケンカに勝つための武器として、正しさを使うことはよくあります。
スポーツで正々堂々とルール通りに得点を取ることが、誰もが認める勝ちであるように、
パートナーシップのケンカでも、いかに自分が正しいかを証明して勝とうとします。
相手を納得させて、負けさせます。
ケンカそのものはいい気分ではないけれど、どちらも納得する勝ち負けなら、自分が正しいと認められれば、気分がいいような気がするのです。
コントロールして勝つ
正しさで勝てなければ、脅す、取引、償わせるというやり方もあります。
これらをコントロールと言います。
「そんなことして、どうなっても知らないからね」
「そんなことするなら、別れるから」
こんなのは、脅しです。
「私がこうしたんだらから、あなたはそうしてよね」
「私がこうする代わりに、あなたはあれをやってよね」
こんなのは、取引き。
「あなたの浮気に傷ついたんだから、優しくしてよ」
「これだけ我慢したんだから、大切にしてよ」
こんなのは、相手に罪を償わせようとします。
なんとしてでも勝つのがケンカですから、あの手この手と、いろんなやり方で相手をコントロールして勝った気持ちになるのです。
また、過去にあるやり方で成功した経験があると、そのやり方を使いやすくなります。
コントロールから見えてくるもの
脅し、取引、償わせの裏には、心の痛みが隠れています。
正しさや取引きをケンカに使うならば、自分を悪いと責めているかもしれないし、脅しを使うなら、自分に自信がないのかもしれないし、償わせようとするなら、大きな傷や痛みを抱えているのかもしれないです。
ケンカは、怒りという感情に振り回されてしまうことも多いですが、自分やパートナーのケンカのやり方から、自分やパートナーの心を知るきっかけにもなり得るのです。

