こんにちは
カウンセリングサービスのなかやしのぶです。
先日担当した、恋愛心理学講座『依存を嫌うあなたへ。恋愛がうまくいかない本当の理由とは?』の一部をご紹介します。
私たちが「依存」を嫌ってしまう理由
皆さんは、恋愛をしている時、自分の依存、相手の依存を感じたりするでしょうか?
そしてそれを、よくない、嫌だな、嫌い、と思ったりしたことがあるでしょうか?
例えば、「もっと連絡してほしいな」「もっともっと一緒にいたいな」というような気持ちが出てきたり。
あるいは逆に、「なんでこんなに、連絡を求められるんだろう」「ちょっと重いんだな・・・」
そんな風に、感じたことがあるかもしれません。
そしてそんな時に、「こんな風に、依存するのはよくないよな」「依存されるのは、ちょっと苦手だな」と思ったりしたことはないでしょうか。
実は、多くの人が、多くの大人と言ったらいいかもしれませんが、そんな体験から、「依存はよくないもの」と思っているようなのです。
心理学における「依存」の本当の意味
しかし、心理学的には、依存がよくないということはありません。
依存は、よい悪いではなく、人が誰かと繋がるために必要な、とても自然で、当たり前の心の働きだと言われています。
そもそも「依存」とは何?
依存とは、簡単に言えば、誰かを必要とする心のことです。
「誰かに、そばにいて欲しい」「誰かに、わかって欲しい」「誰かに、支えて欲しい」というように、誰かの存在を必要とする心の働きです。
「会いたい」でも、「わかって欲しい」でも、相手に何かをしてもらうことを求めることを言います。
満たされない寂しさ、心細さ、そういうものを相手に甘えることで満たしたいと思うこと、そういう気持ちは全部、依存なのです。
こういう気持ちは、誰にでもありますよね?
ない人は、いない、「依存」がない人なんていないのです。
恋愛がうまくいかなくなる「本当の理由」
だから心理学では、依存そのものが問題だとは考えません。
人に必ずあるものだからです。
でも、度を超した依存になってしまうと、恋愛がうまくいかなくなる、恋愛以外の人間関係がうまくいかなくなることは、確かに多いです。
「会いたい、会いたい、会いたい」「もっと、もっと、もっと」
そんな風に、自分の心がコントロールできなくなって、相手とのバランスが崩れてしまったとき、私たちは、「依存」の苦しさを知ります。
そして、その苦しさから逃れたくて、「依存してしまう自分はダメだ」「依存なんて、よくないものなんだ」と、ごく当たり前の心の働きまで、嫌いになってしまうのかもしれません。
でも、本当は、嫌いなのは「依存」そのものではなくて、度を越してしまって、「うまういかなくなった状態」度を越した行動で、「大好きな人を困らせた事実」、
あるいは、相手の強い「依存」によって、「大好きな相手と、距離をとってしまった自分」なのではないでしょうか。

