こんにちは
カウンセリングサービスのなかやしのぶです。
前回は、男女の違いがすれ違いを生むことがある、というお話をしました。

今回は、実際に私たち夫婦が経験した出来事をご紹介します。
「そういうことじゃない!」と思ったことがある方は、きっと共感していただけると思います。小さなすれ違いが、大きな夫婦喧嘩につながる理由を心理学の視点からお伝えします。
私と夫の違い
もう何年も前の話です。
私は、夫に、お弁当を作ってあげていた時期がありました。
ある日、私がお弁当を作り終えてから、起きてきた夫、「今日お弁当要らない」と言いました。
お弁当を作った後にそう言われた私は腹が立ちました。
でも、夫はそんな私に、「君がお昼に食べればいいじゃない」とあっさりと言ったんです。
私は、そういう事じゃないんだよと思いました。
そして、自分ではわからないけれど、ふくれっ面をしていたと思います。
だから夫は今度、「帰ったら食べるから、冷蔵庫入れといて」と悪びれもせずに言ってきて、私は、ますます腹が立ちました。
これこそ、男女の違いなんです。
夫は、作っちゃったお弁当をどうするかという結果を考えて、よかれと思ってコミュニケーションしていました。
だけど私は、夫より先に起きて、お弁当を作ったその過程、その思いを理解して欲しかった、大切に扱って欲しかったんですね。
だからあの時、もしも夫が、「毎日、朝早く起きて、俺のために、お弁当作ってくれてるの、わかってる、ありがとう、ごめんね」みたいなこと言ってくれたら、気持ちがすっと落ち着いたと思います。
むしろ、私の気持ちわかってくれてるじゃないと思えたと思うんです。
作ったお弁当なんかより、「そんなに恐縮させて、こっちこそごめんね、いつも仕事ありがとうね」みたいなやさしい気持ちに、すんなりなれた気がします。
夫も、「私がお弁当を食べるからいいよ」とか、「夕飯に食べてくれるなら無駄にならないからいいね」って言ってもらえたら、いい気分で仕事にいけましたよね。
申し訳なさも感じずに、すっきり解決って感じでいられたと思います。
ちなみに、私たち夫婦は、このズレやモヤモヤを修正しないまま、うやむやにした結果、離婚問題に発展するほどの大きなケンカになりました。
夫婦喧嘩は犬も食わないと言いますが、大きな問題は、実はこんな日常の小さなすれ違いの積み重ねから始まることが少なくありません。
だからこそ、パートナーとの会話の中で「そういうことじゃないんだよな」と感じたら、その気持ちを見過ごさないことが大切です。
男女すべてに当てはまるわけではありませんし、もちろん個人差もあります。
それでも、「男女では大切にしているものが違うことがある」という視点を持つだけで、恋愛だけでなく、夫婦、親子、友人、職場など、異性とのコミュニケーションはぐっと楽になるかもしれません。
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