【創作童話】夫がブラックコーヒーを飲まなくなった理由。別居という時間を経て、娘の夢を「絵本」に綴じたあの日の私へ

こんにちは
カウンセリングサービスのなかやしのぶです。

夫は、ブラックコーヒーが苦手です。

だから、いつもコーヒーには牛乳を入れて飲みます。

私たち夫婦には、離婚の危機があって、別居をしていたことがありました。

別居を解消して、再び一緒に暮らすようになった時、夫はコーヒーをブラックで飲むようになっていました。

私は、その事実がとても悲しく感じられました。

どこかの誰かの影響で、ブラックコーヒーを飲むことになったのかしら?って思ったんです。

毎朝飲むコーヒーに、私は何も入れません。

その習慣は、夫と仲良しだったころから変わっていませんから、
私の影響を受けて、ブラックコーヒーを飲むことなんてなかったのにと思ったんです。

別に、コーヒーに何も入れなくても、何を入れてもいいんだけれど、心がチクチクしました。

でも、しばらくすると、夫は、ブラックコーヒーを飲まなくなりました。

牛乳入りのコーヒーを今朝も飲んで、会社に出掛けて行きました。

夫は、コーヒーには牛乳が欠かせないけれど、実は、牛乳が好きではありません。

何かと組み合わせないと飲めないんですね。

別居していた時、娘が見た夢を話してくれたことがありました。

パパが牛乳を飲むお話しなんですが、
離れて暮らして、会えないパパを好きな娘の気持ちがわかって、
当時の私は、どうしようもない気持ちでいっぱいになりました。

娘の気持ちを大切にとっておきたくて、娘の夢をそのまま絵本にしました。

あの時の私には、そうすることしかできなかったんです。

目次

ぱぱとぎゅうにゅう

 

ぱぱとぎゅうにゅう


 

「はなちゃん おきて おつきさまを みるよ」

こんやも ぱぱが やってきて ねむっている はなちゃんを だっこして おにわに つれていきました。

 

「おつきさま きれいだよ」

ぱぱは やさしく はなちゃんに いいました。

 

そらには ほそい つきが うかんでいました。

 

「どうして おつきさまは まいにち かたちが ちがうんだろうね?」

はなちゃんは いいました。

 

ぱぱは なにも いいませんでした。

 

ぱぱとぎゅうにゅう

 

「ぱぱ おしごとで つかれているでしょう? おなか すいたでしょう? はなちゃんが いいもの もってくるよ」

そういって おうちに はいって いきました。

 

はなちゃんは ようちえんの おとうばんで ぎゅうにゅうを こっぷに つぎます。

おうちでは ままが いれてくれるけれど じょうずに つぐことが できるのを ぱぱに みせてあげたかったのです。

はなちゃんの いれた ぎゅうにゅうを ぱぱに のんで もらいたかったのです。

 

はなちゃんは ぱぱの あおいこっぷに ぎゅうにゅうを はんぶん つぎました。

あさごはんに たべる ぱんも いっしょに おにわに もっていきました。

 

「ありがとう」

ぱぱは ぱんと ぎゅうにゅうを いっしょに くちに いれて おいしそうに たべました。

 

ぱぱとぎゅうにゅう

 

あさに なりました。

はなちゃんは おにいちゃんと ままと 3にんで あさごはんを たべました。

 

「ねぇまま ぱぱって ぎゅうにゅうと ぱんを いっしょに くちに いれて たべるよね」

はなちゃんが ぎゅうにゅうを のんで いいました。

 

「そうだっけ?」

ままは よくわからないと こまったかおを しました。

 

「ままは いつも ねむっているから わからないんだよ」

はなちゃんは わらって いいました。

 

「まま おかいものに いこうよ。ぎゅうにゅうと ぱんを かわなくっちゃ」

はなちゃんは そういいました。

 

そとに でると きのう はなちゃんと ぱぱが みたより すこしふとった しろい おつきさまが うかんでいました。

おしまい。

ぱぱとぎゅうにゅう

 

*

あなたが、自分を責めないでいられますように。

あなたが、自分の気持ちを大切にできますように。

最後まで読んでくださってありがとうございました。

\ 愛と癒しの視点で紐解く/
カウンセリングをあなたへ


どんな悩みも、
たどっていくとその根底には、
「自分は愛されない」という思い込みが
隠れていることがあります。

多くの方の悩みをお聴きしてきましたが、
どんな問題も、
紐解いていくと最後に行き着くのは、

「自分は愛されない」の裏側にある、
「誰よりも愛したかった」
「もっと上手に愛したかった」
という、
切ないほどの「愛したい」思いでした。


そして、
その切なくて大きな
「愛したい」という思いに気づき、
そっと受け取ることができたとき、

心は、
「愛されない」
という呪いから解放されます。


それを私は、
「癒し」と呼んでいます。


もう、ひとりで悩まないでください。

もう、ひとりで頑張らないでください。

「愛されない」が作り出す、
苦しい現実をおしまいにしませんか?

自分らしく輝く毎日を、取り戻しませんか?


カウンセリングで、
お手伝いをさせてもらえませんか?


ご予約の際は、
「なかやしのぶのカウンセリング」
とお伝えください

よかったらシェアしてね!
  • URLをコピーしました!
  • URLをコピーしました!
目次