こんにちは
カウンセリングサービスのなかやしのぶです。
部屋に積まれた20冊の図書。中学生の息子が「本好き」になった理由
中学生の息子は本が好きです。
息子の部屋をのぞくと、図書室やいくつかの図書館で借りてきた20冊くらいの本が山積みになっています
私は、その山積みの本を見るたびに、
息子が本を読んでいる姿を見るたびに、
息子が図書館の話しをするたびに、
息子の心の中が見えるようでとても嬉しくなります。
電車に恐竜、本をトンネルにして……「寝ない我が子」と駆け抜けた絵本の日々
私は、息子が本を好きなのは、私の読み聞かせのおかげだと思っています。
息子が赤ちゃんのころから、本当に熱心に絵本や図鑑などあらゆる本を読み聞かせてきました。
息子は、寝ることが大嫌いだったので、寝る前の読み聞かせで、どれだけの本を読んだことか。
私自身興味がなかった電車だの、恐竜だのに詳しくなってしまうほど、図鑑ばかりを読んだ時期もあったほどです。
好奇心旺盛な息子は、本の中に、たくさんの新しい事、知りたいことを見つけることができたのだと思います。
自分で、「やってみたい」「やれるだろう」という夢や希望も、見つけることができたのだろうなとも思います。
もしかすると本の動かない絵を、頭の中で動かして、想像力を豊かにしていたかもしれません。
ただ家中の本を積み重ねることに挑戦したり、おもちゃの電車で遊ぶとき、本をトンネルに見立てて使ったり、傾けて置いた本の上を、ボールや車や恐竜のおもちゃを滑らるということもよくしていました。
私は、そうやって遊ぶ息子を見ると、成長を感じて嬉しく思ったし、楽しさを感じていました。
心理学で謎解き。なぜ子どもは、大きくなっても本を開き続けるのか?
私は心理学を学ぶようになって、読み聞かせの時や本で遊んだ時の、
いい気分を感じると心が知っているから、息子は本を好きなんだなと思うようになりました。
本が側にあると、本を触ると、本を開くと、
幼い時に読み聞かせで感じていた、遊んだ時に感じていた、
ワクワクする楽しさ、分かち合える喜び、成功した達成感、受け入れられている安心感、
そういった感情が蘇るのだろうと思うんです。
思春期の素っ気ない態度に隠された、しっかり届いている「親の愛情」
そんな見方ができると、息子の心にはしっかりと親の愛情が届いているんだと、万歳したくなるような、拍手したくなるような、嬉しくてたまらない気持ちになるんですね。
思春期、反抗期、親離れしていく年頃の息子に、
どんなに素っ気ない態度を取られて不安になっても、息子が本を読んでいると、
「なんだ、ちゃんと愛が届いているじゃない」
「なんだかんだ、この子は大丈夫」と思うんです。
子育てに限らず、愛する人、大切な人を思うとき、
私たちは自然と、喜ばせたい、いい気分をあげたいと思うものです。
いい気分を与えただけ、私たちの愛は、相手の心にしっかりと届いているものなんだろうなと私は思います。
だとすると、大切な人の行動の中に、自分の愛を見つけることができると思うんです。
逆に、私たち自身の無意識的な行動、
なものの中にも、誰かからもらったり、誰かと分かち合ったいい気分が見つかるかもしれません。
それは、まぎれもなく、私たちが愛されてきたという証しだと思います。
どうしようもなく不安になって、自信を失ったと感じる時、そんな見方をしてみるといいかもしれませんね。
心の記憶
心は、感情を記憶しているといいます。
だから、頭が忘れてしまった記憶を、心が覚えていることはよくあります。
目の前にいる人や、出来事になんとなく懐かしさを感じるのは、心が過去の記憶をしっかり覚えている証拠です。
恋人や配偶者に腹が立つのも、
子ども時代に親に感じた怒りを、再び感じている場合も少なくありませんが、それは心の記憶のせいなのです。
あなたの愛を、たくさん見つけられますように。
あなたが、愛に満たされますように。
最後まで読んでくださってありがとうございました。

