悲しみの「発作」が教えてくれたこと。夫との問題は、父を亡くした痛みを隠すための盾だった

こんにちは
カウンセリングサービスのなかやしのぶです。


先日、母校の神戸メンタルサービスで開催している、グループセラピーという心理療法で癒しの体験できる、ヒーリングワークというワークショップのアシスタントとして参加しました。

私は毎回このワークショップに参加するたびに、「みんな幸せになろうとしているんだな」「ここから幸せに向かうんだな」「アシスタントみんなが応援している」と思えて、ワークショップの始まりから自然と涙がこみ上げてきます。

今回も、たくさんの人が癒されていく姿に感動しっぱなしで、そんな場に参加できたこと、応援させてもらえたことに感謝しています。

そして今回は、私がヒーリングワークに参加して起きたこと、自分の問題について大きな気づきを得たことを文章にしてみました。

*

私もこのヒーリングワークに受講生として何回も参加してきました。

参加目的、解決したかったのは夫婦の問題でした。
夫婦の問題でとても傷つき、疲れ果てていました。

でも不思議なことに、ヒーリングワークという感情を感じる場で思い出されるのは、夫との問題ではありませんでした。

私は、亡くなった父のことばかり思って泣いていました。

ずっと私は、自分を一番愛してくれたのは父だと思っていました。
どんな私も許してくれる存在、それが父でした。

毎回「お父さんがいない、お父さんに会いたい」「お父さんが私にしてくれたこと、私に言ってくれたこと」そればかり出てきて涙を流していました。


ヒーリングワークに参加し始めて数か月したころ、日常で突然激しい寂しさに襲われるという時期がありました。

ワークショップで感情を感じているうちに、抑えていた寂しさが感じてくれと言わんばかりにどんどん上がってきたのです。

明け方夢から覚めたとき、ひとりで夕飯の支度をしているとき、自分でも予想しない場面で急に寂しくて胸が苦しくなって涙が溢れて、嗚咽するほど泣いてしまうということが繰り返されたのです。

襲ってくるどうしようもなく大きな寂しさをコントロールすることはできず、自分はとうとうおかしくなったと怖くなりました。

そんな寂しさの発作は1~2カ月続いて、少しずつ小さくなってなくなりました。

この出来事は、私に新しいものの見方を与えてくれ、不幸を幸せにかえてくれました。


私は夫との問題を抱えて苦しんでいましたが、その問題が起きる少し前に父親の病気が見つかっていました。
その病気は治療に限界があって、再発してしまえば死に向かうしかありませんでした。

その事実に、私は一人で泣いて過ごしていました。
そして大好きな父と過ごせる時間に、後悔がないように行動することにばかり意識が向いていました。

そんな時に夫との問題が起きたのです。

私は、父のことだけに意識を向けることができなくなりました。

夫との問題そのものと、夫との問題で、傷つけてしまっている子供たちのことに囚われるようになっていきました。

こんな問題を起こす自分を責めることで頭も心もいっぱいになりました。

父が亡くなって1年過ぎまで、夫とのケンカは繰り返されましたし、父のことより夫との問題で苦しんでばかりいました。

 
父が亡くなって1年が過ぎたそのころは、父の死を受け入れ落ち着いた頃でもありました。
それからほんのしばらくして、私がヒーリングワークに通いだしたころ、別居していた夫は戻ってきました。

私が、寂しさの発作で嗚咽するほど泣いている時、夫は抱きしめて背中をさすってくれました。


夫には随分と苦しめられたのも事実でしたが、父を失うことの大きすぎる悲しみから逃げるために、夫に問題を作ってもらっていたのだと思いました。

本当の意味で、父の死という現実を受け入れられた時、もう問題は必要なくなったのです。

大きな問題が重なったと思っていたのは間違いで、大きすぎる悲しみを感じないようにするために、わざと作った夫との問題だったのかもしれないなと思ったのでした。


そんな見方ができると、私の心はどんどん楽になっていきました。

父からもらった愛を感じたり、夫の愛の大きさを感じたりすることができるようになりました。

そして問題を起こして、たくさんの人を巻き込んでも、私が何も失わずにいることに気づき、むしろ恵まれ続け、与えられ続けている事実に、幸せを感じずには、感謝せざるを得ずにはいられないのでした。

*

もしもあなたに、つらい出来事が重なっているとしたら、いろんな問題を抱えて苦しんでいるとしたら、本当に向きあえないことは何だろうと自分に問いかけてみてはどうでしょうか?

もしかすると、自分の心を知るヒントになるかもしれません。

私のように、不幸から幸せへ、今の世界を全く逆の世界にかえることができるかもしれません。

目次

痛んだ心を守る行為

私たちは、痛みや苦しみから心を守るために、怒って攻撃的になったり、別のことに意識を向けて逃げたり、感情を抑えたり飲み込んで我慢したりすることがあります。そうやって痛んだ心を守っているのです。

しかし、その心を守る行為が原因で、人との関係が上手くいかなくなったり、本当の自分の気持ちがわからなくなったり、生きづさらを感じてしまうこともあるのです。

*

どうかあなたが、幸せを感じられる世界に生きられますように。
あなたが愛をたくさん受取れますように。

最後まで読んでくださりありがとうございました。

\ 愛と癒しの視点で紐解く/
カウンセリングをあなたへ


どんな悩みも、
たどっていくとその根底には、
「自分は愛されない」という思い込みが
隠れていることがあります。

多くの方の悩みをお聴きしてきましたが、
どんな問題も、
紐解いていくと最後に行き着くのは、

「自分は愛されない」の裏側にある、
「誰よりも愛したかった」
「もっと上手に愛したかった」
という、
切ないほどの「愛したい」思いでした。


そして、
その切なくて大きな
「愛したい」という思いに気づき、
そっと受け取ることができたとき、

心は、
「愛されない」
という呪いから解放されます。


それを私は、
「癒し」と呼んでいます。


もう、ひとりで悩まないでください。

もう、ひとりで頑張らないでください。

「愛されない」が作り出す、
苦しい現実をおしまいにしませんか?

自分らしく輝く毎日を、取り戻しませんか?


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