こんにちは
カウンセリングサービスのなかやしのぶです。
先月、『失恋の苦しみ、行き場を失った愛』というテーマで、恋愛心理学講座を担当しました。
講座では、失恋から立ち直るまでのプロセスや執着についてレクチャーしましたが、このブログでもその一部をお伝えしていきますね。
失恋で苦しい本当の理由とは?
失恋は、苦しいものです。
大半の人は、失恋した時に、「好きな人に、愛されなくなってしまった」「もう愛されていないんだ」と、愛されないことが苦しみを作っていると考えます。
カウンセリングでのご相談も、そう言われる方はとても多いです。
しかし心理学的には、愛されないのが苦しいのではなく、「好きな人に、自分が愛することを拒絶された」「好きな人を、自分が愛することを許されない」と、愛することができないことが本当の苦しみを作っているといいます。
それは、私たち人間が、「愛したい」生き物であるから。
私たちの心は、好きなものを思い切り愛することができた時、自分の愛を相手に受け取ってもらえた時に幸せを感じるのです。愛することができないことほど、苦しいことはないのです。
失恋の苦しみは、「愛することができない」「もう愛させてもらえない」が真実なのです。

振った側も苦しい。失恋に隠れた心理とは
恋愛でなくても、愛したいを本能に生きている人間は、愛することができなければ、心は苦しみを感じます。相手を嫌うとか、相手に怒りを感じるとか、もう会わないと決めるとか、そういうことは全て、愛を止める行為、愛せない状態であり、心は不快で苦し苦なるわけです。
恋愛において、別れを切り出す振る側も、相手を愛せないことに苦しんでいます。
別れを切り出すまでの悩んでいる間も、愛せないことに苦しんでいるのです。
また、愛することを本能としている私たちの心は、愛さない時に罪悪感という罪の意識を持ちます。
この罪悪感は、「愛のない私が、幸せになっていいはずがない」「愛さない私は、罪を償わなければならない」と無意識に思い込んでしまう感情です。
振る側の心は、「愛せなくなってしまった」という罪悪感があり、決して苦しくないわけではないのです。
振られた側が復縁を望む場合、振った相手の罪悪感を刺激することは望ましくありません。
例えば、相手に怒りをぶつけたり、死んでやると辛そうにして脅したり、変わるから別れないでとしがみついたり、こういった愛しにくい行動は、相手の愛せない苦しみ、愛せない罪悪感を余計に刺激するので、復縁しにくくなる、逆効果になるのは言うまでもありません。

