こんにちは
カウンセリングサービスのなかやしのぶです。
私の得意料理は、焼きおにぎりです。
他にも料理はできますが、安定感があって、失敗知らずなのは、焼きおにぎりだけかもと思っています。
その証拠に、焼きおにぎりをテーブルに出しておくと、他の物を食べなくても、どんなにお腹がいっぱいでも、夫も子どもたちも焼きおにぎりだけは食べるのです。
結婚した時、料理ができなかった私は、母に焼きおにぎりの作り方を習ったほど、もともと私が焼きおにぎりが好きだったんですね。
今では、母と同じくらいパリパリの美味しい焼きおにぎりを作れるようになりました。
そしてこの間、私ひとりのお休みの日に、ご飯が余っていたので、お昼ご飯にと焼きおにぎりを作りました。
「これはお母さんが教えてくれた焼きおにぎり」「お母さんの焼きおにぎりは美味しかったな」「お母さんのおにぎりの方が形がきれい」と思いながら、おにぎりを焼きました。
実は、もう母は、焼きおにぎりが作れません。
認知症になって、料理ができなくなってしまいました。
歯も弱くなって、もしかしたらこの焼きおにぎりはもう食べられないなと思うと、胸がぎゅっとして涙がこみ上げてきました。
「私ね、お母さんみたいに上手に焼きおにぎり作れるようになったよ」と、心の中で母に言いました。
私は、母の愛がつまった焼きおにぎりをたくさん食べてきました。
今度は上手に作れるようになった私が、愛のつまった焼きおにぎりを家族に食べさせてあげる番なんです。
それはわかっているし、それがいいのもわかっています。
だけど、その日は、母に甘えたい気持ちを感じながら、ひとりで焼きおにぎりを食べました。
「甘えたい」は、弱さでも未熟さでもない
大人になると甘えることを恥ずかしく思ったり、良くないと思って我慢してしまうことも少なくありません。
厳しく育てられたとか、責任ある立場になったとか、理由は人それぞれだとしても、大人になると多かれ少なかれ甘えることに抵抗を覚えるものです。
しかし本来、「甘えたい」と思うことは弱さでも、未熟さでもありません。大人の誰の心にも、「甘えたい」という気持ちはあるものです。
あまり我慢しすぎずに、時には人に頼ったり、それが難しければ、「甘えたいよね」と自分の気持ちに寄り添い肯定してあげることも大切です。
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あなたが、甘えることを自分に許せますように。
あなたが、誰かに甘えることができますように。
最後まで読んでくださりありがとうございました。

